2006年10月17日 高級小型カブト飼育開始!
     
 

 会社での昼休みに大好物のどん兵衛をすすりながらネットサーフィンしていると

 出会ってしまいました。 なんとも可愛いカブトに出会ってしまいました。

  「ベルティペスコフキカブト」チョコレート色の小さくって、産毛で覆われた体してて、なんとなく丸っこくって...
一瞬サビイロカブトに似ているようにも見えましたが、サビイロとは違うあまりの「キュート」さにひとめ惚れ!。

 で、「幾らするんでぃ?」と調べると、「ゲッ、幼虫も4匹で1万円。成虫ペアで1万円以上...高い...」

 あまりのかわいさに、えぇーい!1万円くらい!と、こんな日の為に昼食をおにぎりと「どん兵衛」ですごして貯めた汗と涙の金を出費!

 オークションで競り勝ち、29mmの♂、27mmの♀のペアを1万円を切る価格で落札!

 到着したベルティペスを見て息子が

 「か〜わ〜いい〜」 とニッコニコ

(そうだろそうだろ、かわいいだろ〜まぁ、お前のその言い方の方がかわいいけどな〜)

 こりゃ〜誰が見たってかわいいに決まってる! と妻を呼び

「どうだー。かわいいだろうー。がはははー。」と見せると。

「あら、かわいいわね。いいじゃない。」

と初めて妻から認められて、「よっし!」と満足!

「で、幾らしたの?」

「ペアで1万弱。」

「げッ!全然、かわいくない!バッカじゃないの?」

「・・・」

 早速、飼育ケース(HR−2)にきのこMat(月夜野きのこ園)に腐葉土を1割程度を混ぜ合わせたマットを10cm程度敷き、その上に腐葉土を敷きました。(ベルティペスは腐葉土を丸めて卵室を作り、その中に採卵するらしい...)
 ちなみに水は多め、マットは押し固めたりはしていません。腐葉土はレンジで10分ほど加熱して除菌(もちろん。妻が留守の時!!)。
 更に1日ほど天日干ししたものを使用してます。

 さて、無事卵を産んで欲しいものです。

 

1円玉サイズ。
仲良くツーショット。
飼育環境は腐葉土を敷き詰めて、こんな感じ...

 

2006年10月31日 ちゃんとペアリング開始
     
 

 飼育開始から3週間が経過していますが、1回もマット表面に出てくることがありません。

 あのかわいい姿は購入した日より1回も見ることができず、息子もつまらない様子。ただ、エサは減っているし、表面に敷いた腐葉土がマットの中に引っ張り込まれているので、きっと生きてはいるんだよな〜とは思いながらも...

  心配になり、マットをひっくり返してみました。

 すると、オスは元気に動いてましたが、メスは手足を縮めてまったく動かず・・・

 突っついても動かず・・・

 ひっくり返しても動かず・・・

 息を吹きかけても動かず・・・。

  「うぉー、死んでるー」と本気で落ち込み、「後で埋めてやろう・・・」と床に放置したまま、しばらく他の生体をチェックしていると・・・

 ベルティペスが放置しておいたところに居ない!

 って、どうやら生きていたようでした。

  いや〜本当に焦りましたな〜。

 で、飼育ケースのマットを注意深く確認したんですが、卵は1個のみ。

  ちゃんとペアリングしようと考え500ccビンにペアで投入。
  ハンドペアリングも試みてみましたが、何度やっても、すぐにオスがメスを放してしまい成功しませんでした。

  とりあえず2、3日この環境で、見守ってみます。

 

ペアリング環境。全く、メスが見えん・・・。
全然、写真が上達しませんな〜。
卵は1つだけ・・・。とりあえず、タッパに移して管理。

 

2006年11月3日 メスを産卵ケースへ引越し
     
 

 ペアリング開始から約4日が経過。

 ペアリングしたビン内はゼリーが撒き散らかり、ひどく汚い状態になってました。

  息子に見せるためにプリンパックに移し監察しているとオスがメスにまたがり出し、そのまま交尾(きっと)が行われたようでした。

 息子が「あっ!オスがメスに乗っかっていじめてる!」

  ん〜。どう説明するべきか・・・。

  「これはな、交尾って言って、赤ちゃんを作ってるんだよー。」

 とキッチリ教えてやったところ、

  「あっ、そうか。あれね〜。」と言われ、
 (こいつぁ、「あれね〜。」って解ってるのか?それとも何と勘違いしてるんだろうか?)

  まぁ、この場は受け流すことに・・・。

で、5分ほど経過したところでオスがメスを放したので、

 「はい、ペアリング完〜了〜!」と判断して、メスを産卵ケースに移しました。

 確認した交尾は5分程度でしたが、きっと4日の間にペアリングは完了しているだろう・・・。

 産卵ケースは、きのこMatをフルイに掛けたものを3センチくらいを手で軽く押し固め、その上に5センチほどマットを敷き、さらにマット表面に腐葉土を敷きました。
さて、産卵してくれますでしょうか?

 それよりも何よりもペアリングは成功していたのでしょうか?

  一方、
  1つだけ生まれていた卵は、なんだか茶色くなっており孵化しなさそうです。
  残念・・・。

よく見えないけど、きっと交尾。
産卵ケースはこんな感じ・・って、これじゃ良く解らんって!

 

2006年11月16日 採卵
     
 

  メスを産卵ケースに移してから2週間が経過しました。

 そろそろ、「爆産!」してるだろうとドキドキでケースをひっくり返したところ、

  成果は・・・卵4つ!・・・少なっ!

  ん〜〜、もうちょっと期待していたんですが・・・

  まぁ、贅沢は言わないことにして、このまま4つをプリンパックへ移しました。

  ひとつでもいいから、何〜とか孵化してくれ〜!

 ベルティペスのペアは、産卵ケースをセットしなおして、産卵ケースのままで再度ペアリングを開始することにしました。

 現在、下駄箱下の温度は18℃〜20℃。

  温箱(温室)管理していないベルティペスも、そろそろ保温しなければ・・・。

がんばって孵化してくれ!

 

2006年11月20日 保温開始
     
 

 下駄箱下の温度も明け方は17℃程度とかなり涼しくなってきたので、
温箱による保温管理を開始しました。 

  温箱内の温度は、21℃〜24℃。菌糸ビン飼育2匹及び発酵マット飼育3匹、温室管理開始!

 

 

2006年12月6日 外国産カブト初孵化!
     
 

 採卵したプリンカップをチェックしていると、カップ側面の見える位置に埋めておいた卵から小さい幼虫が見えるではありませんか!

 結局、採卵から孵化まで約20日ほど掛かったことになります。ん〜、随分掛かりましたな〜。

  「よっしゃー!」と喜び勇んでマットをひっくり返すことはせずに、このまましばらく様子を見えることにします。

 幼虫を見たいのはやまやまですが、取り出したことで★になるようなことがあったら嫌ですからね〜。ここは我慢我慢。

  卵4個中プリンパック側面の見える位置に埋めたのは2個で、もうひとつはまだ卵のままです。残りの2個は、マットのちょうど真ん中当たりに埋めておいたんですが、どうなってるかは不明。
 もうひとつの側面の卵の様子を見てマットをひっくり返すことにします。

 この勢いに乗じて、ペアで約3週間ほど放置しておいたマットをひっくり返してみることにしました。

 ひょっとしたら爆産しているのでは?と期待を胸に注意深くマットを確認。

 すると、なんと幼虫を2匹GET!!

 「よっしゃ〜〜」・・・ しかし、それだけ。 卵はひとっつも見つからず・・・。

  やっぱり、ベルティペスは難しいのでしょうか?
  そう簡単に爆産とは行かないようです。

 結局ベルティペスのブリードは、現在までで幼虫3匹、卵3個と少ないですが、外国産カブトでは初めて孵化に成功したことになります。祝〜!

 成虫達は再びプリンパックにてペアリング開始!




PPの側面に孵化した幼虫・・・って、これじゃ全然解らんって!
ブリードしていたしたケースから採取した幼虫。
これも良く見えませんね〜。
再度PPにてペアリング開始!
2006年12月13日 産卵ケースへ引越し
     
 

 ベルティペスの2回目のペアリングから1週間が経過。

 ハンドペアリングはうまくいきませんでしたが、
ペアリングは完了しているだろうと判断して産卵ケースに移すことにしました。

 前回の産卵ケースからは幼虫2匹しか取れなかったので、今回は産卵セットを少し変えてみます。
 コバシャタミニに「月夜野きのこ園のきのこMat」をフルイに掛けたものを2センチほどつめて、その上に5センチほど同マットを軽く敷き、 その上に更に前回までは腐葉土を敷き詰めていたんですが、今回は水苔(100円ショップ品)に変えてみました。

 メスのみ産卵ケースに引越して完了。

 さて、これでどうでしょうか?

腐葉土から水苔に変更。
オオクワキングで購入した「ゼリーホルダー 」いい感じです。
2006年12月21日 結局成長しているのは2匹だけ・・・
     
 

前回までに採取した幼虫3匹、卵3個達なんですが、

結局、無事成長している幼虫は2匹。その他は結局落ちてました・・・悲)。

プリンパックに「月夜野きのこ園のきのこMat」をフルイに掛けたものを敷き、個別飼育します。

結局この2匹だけ・・・、簡単にはいきませんでした。

 それから、メスのみ産卵ケースに移して1週間が経過。卵の姿はケースの外からは見えませんが、産卵は終わっているだろうと、オスを投入して再度ペアリング。

 すぐには採卵せずにしばらく様子を見てから採卵することにします。


 
2007年1月19日 産卵されず・・・
     
 

ベルティペスの産卵ケースを作ってから1ヶ月が経過。

1匹でもいいから幼虫が採取できればいいな〜と謙虚にマットを確認してみたんですが、
幼虫は採取できず、卵すら0個と残念な結果に・・・。(がっくし)

「きのこMat+水苔の環境が悪いのかな〜」と、

最初に数匹とれた実績のある「きのこMat+腐葉土」の組み合わせに戻して再度ブリード開始。

ベルティペス達の寿命も近づきつつあるので、何とかもう1回産卵して欲しいですな〜。

 
2007年2月4日 忙しいけど、大事に大事に・・・
     
 

 今週は本当に忙しく、ほとんどカブクワたちの面倒が見れていません。おかげでHPの更新もできない状態で・・・参りました。

 年度末一杯は、こんな状態が続きそうですが、「少しずつでも面倒見なければ!」と、私の中では一番大事なベルティペス幼虫のマット交換をしました。

 現在まで確保できているたった2匹の幼虫なんですが、この2匹は本当に「大事に」「余裕を持って」育てたいので、小さめのプリンカップなどとせこい事はせずに温箱ないも狭くきついですが、600ccの飼育ビンで飼育することにします。

 マットは、きのこMatをフルイに掛けたものを使用。

 本当に飼育場所がキツクなってきましたな〜。

大事に大事に・・・
2007年2月20日 ブリード終了
     
 

  ブリード開始から約1ヶ月が経過したベルティペスの割り出しを行いました。
大きな期待を込めて、「何とか1匹でも幼虫が取れれば! 」
と、マットをひっくり返すと・・・

メスの亡骸が出てきて・・・、ガックシ。

「責めて幼虫、いや卵のひとつでも取れれば! 」
と注意深く探したんですが、成果0・・・で、ガックシ。

一番大事に育てていたのに残念でした。
メスの成虫は、2006年8月18日羽化の固体でしたので約6ヶ月生きたことになります。

結局、ベルティペスのブリード結果は幼虫2匹。
この2匹が無事羽化して見事にペアになることを祈るばかりです。

オス君はまだまだ元気!最後まで見届けます。


ベルティはよく死んだフリをするんですが、今度は本当に亡くなっていました。
2007年3月22日 ちょっとビックリ!早くも蛹化
     
 

 昨年12月に孵化して唯一順調に育った2匹の幼虫が2匹そろって早くも蛹化しました。
  孵化してからたった約4ヶ月で蛹化とはちょっとビックリです。

 2匹ともビン底に蛹室を作っているんですが、 1匹は間違いなく♂。

 もう一匹は・・・、よく見えない。どっちだ?

 穿って確認したいのも山々なんですが、それが原因で羽化失敗となるといやだったので、ここはグッと我慢!

 2匹とも蛹室ビン底でしたが、横型の蛹室だったのでビンをひっくり返して羽化までそっとしておくことにします。

 それから、つい先日まで元気にエサを食べていた姿を見受けられた、オスの成虫なんですが、子供たち(幼虫)の蛹化を確認する2日ほど前にお亡くなりになっていました。
  メスと同じく昨年8月羽化の成虫でしたので約7ヶ月生きてくれたことになります。小型カブトにしては長生きして楽しませてくれました。

 あとは、親たちの代わりと言っては何ですが、蛹達が無事羽化して欲しいですな〜。

 

外から見えるオスの蛹。
もう一匹がメスだといいな〜。
2007年4月11日 祝!羽化
     
 

性別の判別ができなかったほうの蛹が羽化しました。

これがなんとメス!!!

「ヨッシャー!」って感じで、ここの所忙しく、疲れやらストレスが溜まってたんですが、瞬間すっ飛びましたね。

これで、もう一匹のオスの蛹が羽化すればブリードができます。

アブデルスもオス4匹、メス4匹になったし。
サビイロもオス1匹、メス2匹だったし。

カブクワ飼育に関してはなかなかの強運ぶりを発揮してますな〜。

結局、孵化から羽化まで5ヶ月経ってません。本当に効率のいい種です。

 

サビイロに似てますが、一回り小さく、動きが鈍いところがまたかわいいですな〜。
2007年4月16日 立て続けに羽化
     
 

先日のメスの羽化に続き、オスの蛹が羽化しました。

手足を縮めてまったく動きませんが大丈夫そうです。

これで前回「爆産!」できなかったブリードに再挑戦することができます。

きっと1ヵ月後くらいには後食が始まると思うので今から気合を入れて準備!です。

「何を準備する必要があるんだ?」と思われると思いますが、
私が飼育準備で一番大変だと思っているマットの微粒化です。

いや〜、本当に重労働で時間が掛かるんですよね〜。

小型種はマットを微粒化した方が産みが良いらしいので、私は普通のマットを「これでもか!」ってくらい微粒化しています。

前回もパウダー状になるまでフリフリしてましたね〜。

フルイも園芸用のものは目が粗いんで、調理用のフルイ(100円ショップ品)を使用してます。

家族が寝静まった夜中に一人寂しく・・・、玄関で・・・。フリフリと・・・。
ちょうど真冬だったんでダウンを着こんでやってましたね〜。寒かったよな〜。

我が家の玄関にはエアコンは無いんで(庶民ですから・・・)夏は夏で暑すぎてフリフリもキツそうですからね。
今の時期が「ふるいシーズン到来!」と勝手に思ってます。

がんばって、5リットルは作りたい!・・・・・いや、3リットル作れればいいや・・・。

 

 
2007年5月17日 ブリード開始
     
 

さてさて、2匹の成虫も羽化後、約1ヶ月が経過し、後食の開始が見受けられたのでいよいよブリード開始することにします。

まずは、ハンドペアリング! すると、早速交尾成功!

2匹ともジッとして交尾状態が続いていたんですが、ついつい色々な角度から見てみたいといじっているうちに外れてしまいました。

大失敗です。

結局交尾時間は15分程度。

成功したとは思えなかったので、このまま1週間ほど同居させることにします。

 

そっとしておけば良かったのに・・・いじったら離れてしまいました。
本当に大失態・・・。
2007年5月24日 産卵セットへ
     
 

 同居させてから1週間が経過したので産卵セットへ移すことにしました。

 で、最後の悪あがきでハンドペアリングしてみるも失敗。

 本当に交尾が成功しているのか不安だったので、ペアのまま産卵セットへ引っ越すことにしました。

 飼育ケース(HR−2)に今回初使用のRTN社のN−マットを7〜8センチほど敷いて軽く手でポンポンと押し固め、その上に腐葉土を敷きました。

 昨年はマットにきのこMatをフルイに掛けたものを使用していたんですが、フルイに掛けている時間が無かったので(まぁ、単に面倒だったのもあります)、近所のカブクワショップで微粒で良いマットは無いか相談したところ、このマットを進めてくれました。
 (でも、5リットルで800円・・・ちょっと高い・・・)

7、8センチほど敷いたマットを軽く押し固め、その上に腐葉土を敷きました。

最低でも2週間は様子を見て採卵してみようと思います。

 

オスはさっさとマットの中へ、メスはゼリーに夢中。
どちらかと言うと メスに潜っていって欲しかったんだが・・・。
2007年6月20日 ブリード成功!
     
 

 ブリード環境に移してから約1ヶ月が経過。

 マット表面に丸々と膨らんだ良い感じの卵が転がっていたので、採卵してみることにしました。

 結果・・・25個! と昨年に比べれば大成功 。 (*^-^*)

 ちなみに幼虫は1匹も確認できませんでした。

 通常、ベルティはマット表面の腐葉土(葉)をマットに引き込み、その葉を丸めて卵室を作り、その中に産卵すると言われています。

 昨年度は1つも葉を丸めた塊(卵室)を発見することはできなかったんですが、
今回はこの腐葉土の塊を見ることができました。
  また、その塊の中には必ず卵が入ってました。

 ただ、葉の卵室から取れたのは、それでも全体の半分くらいでしたね。
 残りはマットに産み付けられていました。

 今回採卵できた卵は、丸々と膨らんでいたものが多かったので期待できそうです。と言うか、かなり期待してるんです。
  20匹くらい羽化してくれると最高なんですがね〜。

 で、ペアは一度ブリード環境から取り出し、再度ペアリングさせることにします。

ふっくらと膨らんだ卵が計25個!と大成功です。

 

腐葉土とマットを固めた卵室です。
卵室の中はこんな感じ。きれいに卵より一回り大きい空洞を作ってその中に卵が入ってます。
2007年7月7日 新しいパートナー到着
     
 

 先日、オークションで落札したメスが到着しました。

血の入れ替えをしておこうと、同じ産地のメスの成虫がオークションに出品されると、たまに入札していたんですが、先日いつの間にやら落札しちゃってました。

 ちなみに我が家のベルティちゃんは、 エクアドル・ ロサザラテ産。

 他にもサントドミンゴ産やコンコルディア産などがあるようですが、
まぁ見て解るもんじゃないようです。

 早速、本日から新しいペアでペアリング開始!ハンドペアリングしてみるも、オスが固まって全然動かない状態。

 全然成功する様子が見えないので、そのままペアで1週間ほど同居させます。

今日は七夕。 ん〜なんか成功しそうな気がする・・・。

左プリンカップ内が新しいペアで、右にいるのが前妻。
なんか、3匹とも固まってます・・・。
ベルティって良くあるんです。こういう風に固まっていることが・・・。
2007年7月15日 採卵、ブリードと報告が盛りだくさん
     
 

2007/6/20に2回目のペアリングを行っていたセットの採卵を行いました。

結果・・・卵10個。幼虫1匹。で今回も成功〜。去年とは比べ物にならない成果ですな〜。

ですが採卵が早すぎた成果、卵がどれも小粒。無事膨らんでくれると良いんですが・・・。

それから、2007/7/7七夕に新しいメスとペアリングを開始してから、1週間が経過。

交尾が完了しているかは確認できませんでしたが、産卵環境に移すことにしました。

 今度の産卵セットは飼育ケース(HR−2)に月夜のきのこ園さんの完熟Matを使用。その上に腐葉土を敷きました。

 前回調子が良かったNマットを使用したかったんですがストックが無かったんで、まぁ、普段良く使うお気に入りの完熟Matで挑戦です。

 オスメス共にセットで産卵環境に引越ししました。

 で、前回採卵した25個の卵ですが・・・、なんと無事24個が孵化。
今のところ順調です。

 ですが、ベルティは前回加令の途中で、よく落ちていたのでまだまだ油断は禁物。 じっくり様子を見ることにします。

 今年のベルティは今のところいい感じですな〜。

1ヶ月以上は放置する予定です。 幼虫の一部です

 

 
2007年8月1日 3回目のブリードに突入
     
 

これまでに2回のブリードで36匹もの子供を産んでくれたメス。

「まだまだ行けるかな〜?」と、現在のブリード環境からオスだけ取り出して、再度新たにブリード環境を作ることにしました。

ケースは、コバシャタ小にきのこMatをフルイに掛けて微粒化したもの+腐葉土でペアリングはすっ飛ばし、いきなりペアで投入。

これでこのメスは3回目のブリードに突入です。

これが最後だろうな〜。

メスはさっさとマットの中へ。オスは、いつものように死んだフリ。
さぁ、この下手な写真でオスが何処に居るか解るかな〜。ちなみに汚れた体してますよ〜。
2007年8月14日 新しいメスがお亡くなりに・・・
     
 

新しいメスとブリードを行っていたペアですが、早くもメスがマット上でお亡くなりになっていました。

ここ数日の高温で体力を消耗したのでしょうか?残念です。

で、産卵状況はどうだろう?とマットをひっくり返してみました。

採卵の結果は、7個。とまずまず。

ですが、どの卵も小さく膨らんでいない状態。

この状態での採卵は、今後成長がイマイチとなりがちなのでちょっと心配ですが、プリンカップに移して管理することにします。

無事孵化してほしいものです。

 

飼育期間は僅か1ヶ月ほどと、短い期間でしたがお疲れ様〜。
2007年10月3日 今回累代の最終報告
     
 

ベルティに関しては、ここの所全然更新していなかったんですが、更新するのもいやになるような出来事に連日、襲われていたので更新が滞っていました。

残った1ペアの成虫は8月の終わりにはすべてお亡くなりになり、

8月の段階では卵10個強、幼虫も25匹ほどの子供達がいたんですが、8月の連日の猛暑日で毎日のように卵も幼虫も落ちまくり・・・。

更には9月に入っても気温が下がらず連日の真夏日。

今年の夏は本当に厚かったですな〜。

そのせいで9月には入っても、8月ほどのペースではないにしても、止まることなく落ちまくりだったんです。(泣)

で、10月に入って残っているのは4匹のみと散々な結果に終わりました。

来年の夏は暑さ対策を考えておく必要がありますなぁ。今から少しずつ考えておくとします・・・。

さて、果たして残りの4匹は無事羽化してくれるでしょうか〜。

残った幼虫4匹。きのこMatで飼育します。
2007年11月6日 累代終了決定〜。。。
     
 

4匹だけ残っていたベルティペスの幼虫なんですが、2匹がいつもマット表面に上がってきてしまい、原因はマットが合わないのか?水分が不足?もしくは多いのか?酸素不足か?

色々と想像してマットを変えてみたり水分調整をしてみたり試していたんですが、

結局、2匹とも落ちてしまいました・・・。

で、

残った2匹の内1匹は順調なんですが、もう1匹の姿が全然お目に掛かれない状態。

まさか・・・とマットを暴いてみると真っ黒になった幼虫が出てきました。

「がーーん」って感じです。

一応、蛹室を作っているように見えなくもないです。
 

次々に落ちだし、残ったのは1匹のみ・・・。 これで完全に累代の確保は絶たれてしまいました。 ほんとに散々な結果です。

今回ブリードは採卵&孵化までは成功してたんですが、幼虫の飼育がダメダメでしたなぁ。 課題は、夏場の温度管理!これに尽きます。

残りの1匹を無事羽化させたらパートナーを探してあげて再度トライしたいです 。

2008年1月21日 無事羽化〜。
     
 

先日、生き残った最後の1匹が無事羽化しました。

なんとも極短な角を持つオスの誕生です。

正確には・・・いつの間にやら羽化してました。と言ったほうが良いでしょうか?

30匹以上居た幼虫のうち、無事羽化までたどり着いたのは、この1匹だけ・・・、 と非常に低い羽化確率となりました。

メスを探して、再度挑戦しようかな〜とも思っていたんですが、
他にも色々と飼育してみたい種が増えてきたので、ベルティ飼育はこの子の最後を見届けて終了 しようと思います。

 

小さくて実にかわいいですが、見た目によらず手足の爪が強いので子供達はお気に召さないようです。
 
 

 

 

 

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