2006年9月3日 また買っちゃった。
     
 

 大阪府能勢産の幼虫を購入して1週間。

妻に「もう増やさないでよね」(2006/8/23)と念を押されたにもかかわらず、ある考えが...
(大阪府能勢産の幼虫が飼育に失敗してお亡くなりになったら、楽しみが無くなるなー。寒くなってから失敗したら、幼虫も春まで買えないかも知れないし...)

「そうだ、今のうちにもうちょっと増やしておこう。」(ナイス!!)
いまさら菌糸ビンが少し増えても妻には解らないだろう。

ってことで、さらに幼虫を3匹購入してしまいました。

今度は、プロショップの通信販売で、山梨県韮崎産の初令を東京都江戸川区「モンスター」にて購入。
山梨県産にした理由は、なんとなく...佐賀→大阪と西から順に来ただけです...
菌糸はG-pot(200cc)に入れてみました。

無論、今度は妻にも息子にも内緒。

 

 飼育用品
菌糸ビン

フォーテック社
G-pot(200cc)

 

 生体

山梨県韮崎産 性別不明 初令 F2
(H18/8/2割出)

 

 

2006年9月12日 菌糸、多少の高温も問題なし。
   

 

 G-potの取り扱いは「25℃以下で管理してください。」となっていましたが、
下駄箱下の温度は連日26℃〜28℃と続いていたにもかかわらず大丈夫のようでした。
  幼虫が食事した後が全ての菌糸に確認できました。

 先日から急に涼しくなり、菌糸系はこのまま冷却管理せずに済みそうです。

2006年10月14日 飼育開始から1ヶ月が経過。
     
 

 山梨県産のオオクワも飼育開始から1ヶ月が経過...。

 菌糸も2つに関してはだいぶ食われてますが、1つはなんだか食っている形跡がなく...★になってるかな?と心配しましたが、中をあけてみると無事でした。

 3匹とも大きさはほぼ同じ。

 その中の1匹には黄色っぽい卵巣が見えどうやらメスっぽい。

 1匹は全く見えないのでオス。もう1匹は...なんとなく卵巣が見えるような見えないような...メスってことに。

 先日購入した電子はかりで体重チェックすると、
 8月2日割り出しの固体で今日現在 5g(♀)、6g(♀)、7g(♂)。って、
大きいの?小さいの? まぁ、どっちでもいっか...

 左から♀、♀、♂
オオクワガタ幼虫のオスメスの判別方法
 幼虫のお尻の後ろからおおよそ3節目の部分に粒状の黄(白)色っぽいもの(卵巣)が左右に1つずつ見えればメス。見えなけりゃオス。
 頭幅の大きさから判断する場合は、 頭幅が「大きい」場合はオス、「小さい」場合はメスの確率が高い。

 早速、「むし社」に入れ替え先の菌糸(G-pot)を買いに行くと、

  「んっ!?」

 よーく菌糸を見ていると菌糸が茶色のオガコのような状態のものと白っぽくなったものとがあり、何か違うのかな?

 と店員さんに聞いてみると、白いものは発酵が進んだもので更に発酵が進むと黄色がかってくるとのこと。

 お店には黄色まで発酵している菌糸がなく(それだけ古いものは置いていないってことですな〜。)、できれば直ぐに使いたいので聞いてみると、オオクワの2令〜3令初期くらいであれば黄色まで発酵が進んでなくても大丈夫との事だったんで、できるだけ発酵が進んでいる菌糸(G-pot800cc)を選び購入。

 下駄箱下で菌糸を逆さにした状態で一晩だけ置き(本当は2、3日は慣らしたほうがいいらしい...)、幼虫を引っ越しました。


左下のは食われている形跡がほとんど見えない...
3匹とも元気。赤丸のところに何となく卵巣が見えるんで2匹はメスかな...
3匹ともプリンパックからようやく広い住居へもぐっていきました。
2007年3月18日 菌糸交換と久しぶりのチェック
   

 

 

 昨年8月孵化の3匹の幼虫ですが、最後に菌糸を交換をしてから約5ヶ月が経過しました。

 真冬の間は幼虫も冬眠期に入っていたのか全然菌糸が食われる様子が無かったんですが、
2月後半くらいから食われ出し、今では随分と食い尽くされてきたので交換することにしました。

 ついでに体重測定!
 ♂19g、♀9g、♀7g。  と、まぁ〜ぼちぼち?かなぁ〜。

 また、G-potに交換!と行きたかったんですが、買いに行く時間が無かったのとコスト的な面から、
月夜のきのこ園のE-800にしてしまいました。

 後はこのまま春の蛹化→羽化を待つのみです。

左から♂、♀、♀。まだまだ、これから春にかけて大きくなってほしいものです。

 

 

2007年6月22日 ようやく蛹化
   

 

 

 山梨県産のメスの幼虫が蛹化しました。
(正確には、いつの間にか蛹化してました・・・)

 ここ数週間放ったらかしでいたんですが、昨日菌糸ビンの側面の小窓を覗いてみるとウネウネ動く蛹の姿を発見。慎重に露天掘りすると、良いサイズのメスの蛹が姿を現しました。 3匹居る幼虫のうちの第1号です。

 8月孵化の幼虫ですから蛹化までに約11ヶ月掛かったことになります。

 早速、息子を呼びつけビンを揺すると、ウネウネと体を2回転3回転とくるくる回った後にピトッと止まり、
 また、ビンを揺するとウネウネと体を2回転3回転と回った後にピトッと止まりと
  蛹が「なんだなんだ!?」と慌てている姿にケラケラ笑いながら、2人でしばらく遊んでました。

 で、他の2匹の様子は?と言うと、1匹は菌糸ビンの側面になにやら蛹室らしいものを作り始めているので、そろそろかもしれません。オスだといいな〜。

 もう1匹は? というと・・・、姿が見えない・・・、
菌糸もほとんど食べている様子がなさそう・・・、

 ちょっと心配ですが、まだしばらくは放置します。

早く、オスの蛹も見てみたいな〜。
前回測定時、9gだった方です。
2007年7月1日 立て続けに♂も蛹化
   

 

 

 菌糸ビン側面の小さな窓から蛹化している姿を発見できたので露天掘りしてみるとオスの蛹が出てきました。

 オオクワのオスの蛹を直に拝むのは初めてで「おぉ〜」と興奮!

 息子にも見せると
  「おぉ〜、カッケーなー」と大喜びで
  「触りたい触りたい、取り出して〜」と迫ってきましたが、

 無事羽化させたかったんで
  「あまりイジルと成虫にならなくなっちゃうぞ〜」
  と説明して、しぶしぶ我慢させました。

 昨年8月の割り出しの生体で菌糸も
  G-pot(200cc)→G-pot(800cc)→E-800(月夜野きのこ園)と
  G-pot(200cc)は一時保管的な扱いでしたので実質の交換は800ccビン
を2回で蛹化しました。

 先日、メスも1匹蛹化しるので無事2匹とも羽化してペア誕生となって欲しいな〜。
  どっちにしてもこの子達は、友人のお子さんのもとへ旅立つ予定なんですが・・・。

 

サイズは見た感じ大きくはなさそうです。

2007年7月7日 七夕に2匹のメス羽化確認
   

 

 

2007/6/22に蛹化を確認したメスが羽化しました。

実は3日ほど前に羽化を確認していたんですが、まだ体が出来上がっていなかったのでそっとして置いたんです。
で、本日体が真っ黒に出来上がったことが確認できたので取り出して、サイズを測ってみました。

サイズは44mmとまずます。

で、最後の1匹なんですが、ここ2ヶ月ほど、菌糸を食べている形跡が見られないんです。菌糸ボトルの外から、蛹室を作っている様子も見受けられないし・・・。

で、メスも無事羽化したこともあって、思い切って菌糸を穿ってみました。

すると・・・、菌糸の中からメスの成虫が出てきたではありませんか!。

既に体も出来上がっていて、取り出すと直ぐに元気に動き出したので、きっとしばらく前に羽化していたんではなかろうか・・・。

「気づかずに申し訳ない・・・」

で、サイズは45mmとほぼ同じ大きさ。

前回、幼虫の体重を測定をしたときからの記録を見ると、
  幼虫 9g (3月測定)→ 成虫 44mm
  幼虫 7g (3月測定)→ 成虫 45mm となりました。

自分としては、いい目安の記録が取れましたな〜。

後はオスの羽化を待つのみ!

2匹ともキズなし、ディンプルなしのきれいな子達です。

 
2007年7月18日 コレにてオオクワ全部羽化〜
     
 

山梨県産最後の♂の蛹が羽化しました。

サイズは・・・65mmと、まぁ、普通サイズですな〜。

しかも、左目のところにちょっと傷があり、完璧な固体!と言うわけにはいきませんでした。

これで、我が家のオオクワの幼虫は全て羽化したことになります。

 
2007年9月3日 悲劇
     
 

今日は月曜日。もちろん楽しい会社。

私は職場に着くのが部署内 (ひょっとしたら社内でもビリかも・・・。) でも一番遅く、

いつも定時開始時間ギリギリの朝9:00にタイムカードを切っている始末。
よく上司に 「朝礼に間に合うように来いよ〜」 と注意されるんですが、今更、このペースだけは変えられないんだな〜。

今日も休み明けで朝からボーっと出勤準備をして、気が付くといつものように遅刻ギリギリの時間に・・・。

いつも余裕を見て早めに起きているんですがね〜。

起きて直ぐはスローペースなんですが、結局家を出る前の10分間は、そりゃーもーでドタバタ。

しかも月曜日は燃えるゴミの日で 「やばい遅刻する!」 (まぁ、これも毎週のことなんですが・・・。)

と重いゴミと鞄を持って、勢いよく

「行ってきまーす!」  と玄関で靴を履き、1歩目を踏み出したとたん。


グシャッ!


瞬時に (ん?なんか踏んだ?)

と思った直後、脳裏に (いやな予感・・・。) と足を持ち上げると。


足元にケースから脱出していた山梨県産オオクワのメスが体から白い液体を出して瀕死の状態に・・・。

「うぉ〜〜!、踏んだ〜〜〜!」

慌てて荷物を放り出して成虫を手に取るも、どう考えてももう遅い。 助かるわけがない状態。

玄関での騒ぎを聞きつけて息子が

「ど〜、したの〜。」  と駆け寄ってきたので、

(こんな状態を見せられん・・・) と慌ててケースに戻して

「ん、なんでもない。」 と、ガックリと肩を落としながら、そのまま出勤しました。

今日も結局、タイムカードは9:00ジャスト。 間に合いはしたけど・・・。(泣)

俺は、か〜な〜り〜、凹みまくりです・・・。

やはり朝は余裕を持って行動するべきですな〜。 猛反省です。  って良い大人が今更、何を反省するか

メスちゃん・・・俺のせいだ〜、本当に申し訳ない・・・。

 
2007年12月14日 遅くなってごめん。ようやく冬眠準備。
   

 

 

随分と遅くなってしまいましたが、オオクワ成虫達の冬越し準備を行いました。

まずは山梨県産のペア。

去年、佐賀県産のペアを無事に冬越しさせされた実績があるので、そのときの方法と同じ環境を作りました。

ケース(HR-1)を2つに仕切って、成虫管理用マットをケースの8割くらいまで敷き、その中にペアを投入しました。

念のためにゼリーを乗せて完了です。 このまま屋外の物置に入れました。

来年の春、目覚めと共にブリードを行います。

 
 

 

 

 

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