昨日の日曜日、外は曇りで土いじり作業には最適な気候だったので、屋外で多頭飼育しているコンテナと個別飼育している飼育ビンを掘り返してみました。
結果は・・・全て、羽化ないし羽化不全ないし行方不明となってました。
まず、コンテナで多頭飼育していた幼虫たちですが、こちらは散々の結果になりました。
1コンテナ内で飼育していた幼虫の数12匹。
羽ズレ等なく無事羽化した数1匹(メスのみ)。
羽ズレやディンプルありで羽化した数2匹(オス)、3匹(メス)。
羽化不全した数1匹。
その他、不明な数5匹、恐らく全て★。
マットを掘っていると、★になった幼虫の残骸や蛹の残骸がバラバラになって出てきて、それは無残な光景でした。
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で、考えられる失敗の原因を以下にあげてみました。
原因1、コンテナ内に敷いたビニールが原因でないか?
★になった残骸や蛹室の空洞は手で探っているとコンテナ側面に多く見られて、
きっとビニール素材が柔らかすぎるため、皺ができて蛹室がうまく作れなかったり羽化するときに蛹室が壊れたりしたんではないかと
推測しています。
原因2、コンテナの容量の割りに幼虫が多すぎた?
幼虫が多すぎたために先に羽化した成虫がほかの幼虫か蛹の蛹室を破壊したのではないかと推測しています。
この原因があっているかは不明ですが、私が考えられるのはこのくらいです。
いずれにしても、今回の多頭飼育は大失敗となりました。 羽ズレなどを起こした子達は、そのままペアリングせずに余生を過ごさせようと思います。
それと、個別飼育している4匹の幼虫の方ですが、
2匹はモリオーさんのヘラクレスマット、もう2匹はBIG HORNのHORN最高級カブトマットで飼育していたんですが、ちょっと面白い結果になりました。
4匹とも羽ズレ等もなく、無事羽化していたんですが、ヘラクレスマットで飼育していた2匹は、オスメスともになかなかのビックサイズ!
暴れまくりで大きさを測れなかったんですが、見た目はBIG、ボディの色も赤茶かかった綺麗な艶!
マット交換をいい加減に行っていたわりによく育ちましたな〜って感じです。
さて、もうひとつのHORN最高級カブトマットで飼育していた2匹はと言うと、こちらもオスメスペアになるにはなったんですが・・・。
超元気!でボディの色艶は申し分なし!。
が・・・、超小型サイズ・・・、オスメスともに・・・。
ゼリーの大きさと変わらなくって、超カワユイ! |
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それぞれ違うマットで飼育した成虫を比較するとこんな感じになります。
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オスメス共に写真の左がヘラクレスマットで飼育したカブト、右がHORN最高級カブトマットで飼育したカブト。
同じ親の子なのに明らかに大きさが違います。マットによってこれだけ違う育ち方をすると言うのが解り勉強になりましたな〜。 |
今回は、ヘラクレスマットで飼育した方が大きく育ちましたが、私個人的にはHORN最高級カブトマットもダニ、コバエが湧くことなく、
扱いやすくて非常に好きなマットです。
まぁ、今回比較したのは2ペアだけだったので、この結果はあくまでも参考レベルと言うことでお考えください。
もっと多くの幼虫で試していたら異なる結果になっていたかもしれません。
で、今年のブリードですが、今年は採取に行く予定があるので、その採取の結果次第でペアを組ませたいと思っています。
いずれにしても今年は爆産はさせずに、数匹の幼虫を取る程度にとどめる予定です。
これで国産カブトの飼育記録はひと段落・・・。(いやー数が多かったので本当に去年から今年に掛けては世話が大変だったよな〜。 )
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